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こんにちは!
maa icingcookies(まーアイシングクッキーズ)のまさこです♪
そう、私は30代後半で結婚したのです。
今では寒い日には小豆カイロを温めて肩にのせてくれる優しい夫がいます。
それまでの道のりと道くさ話しを少々。
これ、アイシングクッキーとは全然関係ない話です。
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私の母、私が30代前半のころは
電話を切る前に必ずひとこと。
「いい出会いあるといいわね♡」
(そりゃ、そーだ)
そして、失恋した時には、
「そんなに悲しい顔してたら、ブスになるわ。そんな暇ないの♡」
と、現実に引き戻してくれる。
そう、そうなのだ。
1分1秒も私には目を腫らしてブスになってる時間なんてない。
どこでどんな王子に
ばったり出くわすかわからない。
ギリギリラインで顔を保っておかなければ
王子だって逃げてしまう💨
そんな母がある時、
お見合い話を持ってきた。
(お見合いはこの前にも2度したことがあるけど、どこからか話をいただいてくる。)
今回はどうやって探し出したのかと尋ねると、
母:「私ね、ピっ!と思いついたのよ。」
(えぇ?ピっ?母はピとかパの音が多い)
ふんふん、それでそれで?
母:「年賀状何年分か見返したの。
その中で、息子さんの結婚や孫の話をしてない人を探したら、1人だけいたの。」
「あの方の息子さんだったら絶対いいと思って、
思い切って30年ぶりに電話しちゃった!」
すんごいんですけど、
この行動力と営業能力!
母:「そしたらね、まだ結婚してなかったの。
だからあなたにどう?」
母はもう密かに
裏ドリとセッティングしていたのだ。
母からの天のお恵み、
押せ押せなお見合い。
後はアドレスを交換して、お若い2人で♡と。
それからというもの、
母からよく電話捜査が入る。
いつ会うのか。
そして、もし結婚してあの方が姑だったら、安心♡
と妄想話を繰り広げる母。
そして、とうとうこの日がきた✨
このハレの日のために
女子力全開と信じたワンピを新調し、
オメカシして準備万端✨
お見合い相手の方は白馬🐎(新幹線)に乗って、
わざわざ私に会いにやってきてくれたのだ。
縁もゆかりもない
東京のお店を探してくれ、
紳士にエスコート。
ランチでは話も適度に盛り上がり、
2軒目のティータイムでゆっくりした時間を過ごし、楽しく幕を閉じた。
その後、
どこからか見ていたのかと思うくらいのスピードで、
母から電話が鳴る。
(転職エージェントか!と突っ込みたくなるくらい、終わった後を見計らってのベストタイミング)
鼻息までが聴こえてきそうな
電話口の母。
(母の名誉のために、鼻息はフィクションです)
この瞬間、我に返ったのである。。
チャレンジ精神とノリは適度に旺盛な私。
ただ、私は、親レールを引いてもらうと
逃げたくなる性質を今更思い出したのだ。
そして、次の事情聴取が始まるのを億劫に思ってしまった。
母にはその瞬間、感謝と共に
丁重に今回はとお伝えした。
そして、またもや今回
チャンスを逃してしまった!!!
優しさと面倒くささと、愛おしさ。
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エピソード1終わり♡
ここまでお読みいただきありがとうございます。